公害防止 資格

【公害防止管理者】大気1種の受験体験記:2年かけて合格

2021年3月16日

概要

公害防止管理者大気1種を2年かけて受験し合格しましたので、その体験を記事にしています。

公害防止管理者とは何か?というお堅い内容は他の人の記事に任せるとして、この記事では主観100%の内容で書いています。

受験のきっかけ

・なんとなく周りの人が受けているから。
・弊社では資格を取ると報奨金が出るから。

という2点が主な理由です。

同じ部署の人を見ていると、公害防止管理者の資格が直接何かに役立つことは少ないようです。

ただ、毎年社内では資格の取得状況を確認する案内があり、部内の人の資格取得状況を確認することができます。
自分だけ取得資格の欄が空欄だとちょっと恥ずかしい面もあり、受験する人が多いと思います。

報奨金に関しては、テキスト代、2年分の受験料・交通費等を差し引いて、とんとんかちょっとプラスになる程度でした。

1年で合格した方が金銭面では得なのですが、6科目あるのでかなりしんどいですね。
小遣い稼ぎにしては割に合わないですが、知識が身につき資格も取得できるというメリットがあるので、頑張って1年合格を目指すのも悪くないと思います。

試験勉強

勉強時間

自分の場合は、1.5か月前(お盆)から平日は30分~1時間、休日は3~4時間勉強するペースで、1年で3科目ずつ合格しました。

1年のトータルの勉強時間は70~80時間くらいでしょうか。
1年合格を目指すなら倍の150時間は勉強したいところです。

公害防止管理者試験は10月にあるので、7月から勉強を始めるのが1年合格のギリギリのラインです。

また、他の資格を受けている場合は受験時期が被らないか確認しましょう。
後先考えずに申し込むと勉強時間のやりくりができなくなって詰みます。

参考書・過去問

参考書は以下の"新・公害防止の技術と法規 大気編(全3冊セット)"を使用しました。

基本的にこの参考書の内容を覚えておけば間違いないのですが、普段試験に出ないような細かい内容まで載っています。

過去問で出題内容をある程度把握してから見ることをオススメします。

 

過去問は意外にネットに落ちていることが多いです。
私はこちらのサイト様をよく参考にさせていただきました。

 

ただ、ネット上のサイトは問題と正解はわかっても解説が不十分なことが多いです。
以下の過去問題集は解説がわかりやすいのでオススメです。

勉強方法

過去問を周回し、間違ったところやわからなかったところを確認して覚える、ということの繰り返しです。

その方法で覚えやすいところはすぐ覚えられます。
しかし、どうしても覚えられないところが出てきます。

そのときは参考書で周辺の知識も確認すると覚えやすくなることがありました。

加えて、計算問題は解説を読むだけでなく実際に手を動かして計算しましょう。
解説を読むだけで解けた気になっていると、本番では解けません。

また本番では関数電卓は使えませんので、試験勉強の段階で普通の電卓を使って慣れておくとよいです。(普段使っている関数電卓がいかに使いやすいかがわかります。)

各科目のポイント

大気1種6科目の頻出分野を別記事でまとめています。

【公害総論】公害防止管理者の出題分野を過去10年分の傾向から解説

続きを見る

【大気概論】公害防止管理者の出題分野を過去10年分の傾向から解説

続きを見る

【大気特論】公害防止管理者の出題分野を過去10年分の傾向から解説

続きを見る

【ばいじん・粉じん特論】公害防止管理者の出題分野を過去10年分の傾向から解説

続きを見る

【大気有害物質特論】公害防止管理者の出題分野を過去10年分の傾向から解説

続きを見る

【大規模大気特論】公害防止管理者の出題分野を過去10年分の傾向から解説

続きを見る

試験の流れ

1年目と2年目に分けて受験当日の流れを書きました。

受験1年目

試験前の準備

試験に必要なものとして、

・筆記用具
・時計
・電卓(関数電卓は不可)
・受験票(写真を貼る)

上の4つが挙げられます。
特に電卓と写真は忘れがちなので、早めに準備しておきましょう。

試験開始前

私は広島で受験したのですが、受験会場周辺はあまり馴染みが無かったため30~45分前には会場に着くように行きました。

少し道に迷うかもしれないと思っていましたが杞憂でした。
明らかに受験者と分かる理科系の男が最寄り駅周辺にちらほらいたからです。

彼らに付いていくとすんなり会場にたどり着くことができました。
しかし会場に着くと早めに家を出たことを後悔しました。

会場の中の待合室のみならず、会場周辺の公園や座れるスペースを理科系の男達が埋め尽くしていたからです。
試験会場は20~30分前にならないと入室できないので、あまりにも早く到着するのはオススメできません。
入室が可能になる時間ちょうどに到着するくらいでよいです。

午前の試験

試験自体はたんたんと進みます。

計算問題がある科目は時間ぎりぎりまでかかる場合もありますが、計算問題がない科目は覚えているかいないかの勝負なので、早く回答が終わってしまいます。

途中退室はできませんので待ちましょう。

また、人によっては前年度以前に合格している科目があるので、全ての科目を受験している人は意外に少ないです。

そのため、試験会場の机には空席が目立ちます。ぎちぎちに受験者が詰まっているよりは多少空いている方がストレスが少なくてよいです。

お昼

試験会場に来る途中にコンビニに寄ったのですが、おにぎりやお弁当、パンはほとんど残っていませんでした。受験者はさながらイナゴのようですね。

お昼はあらかじめ用意してきた方が無難です。

午後の試験

午後の試験から出席する人や、出ていく人など様々です。
1年目は我慢して6科目受けるしかありません。

また、試験と試験の間の休憩時間が35分と長いです。知り合いと一緒に来ている人は時間が潰せてよいと思います。

ちなみに受験後は問題用紙を持って帰ることができるので、自分の回答にチェックしておけば後日自己採点できます。
私は1年目は自己採点しませんでした。

後日の結果発表

家に通知書が送られてきました。
結果は、

・公害総論:合格
・大気概論:合格
・大気特論:不合格
・ばいじん・粉じん特論:合格
・大気有害物質特論:不合格
・大規模大気特論:不合格

3科目合格でした。

私の場合、1年目は特に戦略は考えず広く浅く勉強して受験していました。
今思うとどれかの科目に勉強時間を集中させた方が良かったかもしれません。

もちろん、一発合格を目指す人は全て本気で勉強してください。

受験2年目

試験前の準備

基本的には1年目と同じですが、プラスでマスクが追加されていました。

・筆記用具
・時計
・電卓(関数電卓は不可)
・受験票(写真を貼る)
・マスク

マスクを着用していない場合、受験できませんので付けましょう。

試験開始前

私の場合、1年目で公害総論や大気概論などの午前中に受ける科目に合格したため、試験は午後から3科目受けることになりました。

家でお昼を食べることができ、ご飯の心配をしなくて済んだのはよいですね。

1年前と同じ会場なので特に迷うことはありませんでした。
ただ、会場入口に到着すると1年前にはなかった光景がありました。

検温です。入口で検温を受けていない場合も受験できませんので、必ず受けましょう。
検温後はリストバンドみたいなものを渡されました。検温済であることを示すものなので、会場では付けましょう。

午後の試験

2年目は3科目なので精神的にかなり楽です。
特に問題なく試験は終わりました。

2年目は自己採点しようと思い、回答をチェックしておきました。
帰宅してネットを調べると、受験した人が早速回答速報を作っていたりしました。

ただ、この回答速報は間違っている可能性があるので、公式のアナウンスを待った方がよいです。
自己採点すると3科目とも、ぎりぎり6割取れていました。

後日の結果発表

受験から約2か月後の12/15以降、順次結果が発送されます。

不合格であれば1年目と同じように通知書が送付されます。
合格であれば通知書の代わりに免状が送付されます。

まとめ

まずは1年合格を目指すのか、無理をせず2年合格を目指すのかを決めましょう。
そうすれば自ずと勉強に必要な時間が決まってきます。

© 2021 化学工学レビュワー Powered by AFFINGER5