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ルート

化学メーカーで働くプロセスエンジニアです。 社会人9年目、化学工学専攻。

化学工学 蒸留

【F-factor(F因子)】を解説:充填塔の安定運転指標

2023/10/16  

充填塔の設計において、過度なエントレインメントやフラッディングが起こるかどうかを確認する指標としてよく使用される因子がF-factor(F因子)です。

化学工学 蒸留

【McCabe-Thieleの階段作図】を徹底解説:蒸留塔理論段数の簡易計算法

2023/10/16  

理論段数を作図で簡便に求める方法のことを、McCabe-Thiele(マッケーブ-シール)の階段作図といいます。この方法は蒸留塔の操作を図で表すことで、蒸留操作を直感的に理解できる点が非常に優れています。

化学工学 蒸留

【還流】を解説:効率の良い蒸留操作には必須!

2023/10/16  

蒸留塔の塔頂から流出した蒸気を凝縮させて液にし、塔内へ戻す操作のことを還流といいます。精留塔においては還流をすることが必須条件になっています。

化学工学 蒸留

【蒸留】を操作方法ごとに解説:プラントの代表的な分離操作

2023/10/16  

沸点差を利用して混合物を分離・濃縮する操作のことを蒸留といいます。化学プラントや石油プラントで最もよく使用されている分離方法です。

仕事

【業務マニュアル・業務フローがない】化学メーカー設計者のマニュアルの必要性を解説

2021/6/6  

弊社では現在、業務マニュアルが機能していません。そのため効率の悪い技術伝承がメーカーでは為されている、というのが私の所感です。

化学工学 蒸留

【棚段塔】のメリット・デメリットを解説:古くから実績がある蒸留塔

2023/10/16  

塔内にトレイ(棚段)を設置し、トレイ上に保持されている液中にガスを分散させて気液接触させる装置のことを棚段塔といいます。

化学工学 蒸留

【相対揮発度(比揮発度)】を解説:蒸留分離のしやすさを示す指標

2023/10/16  

ある2成分がどれだけ蒸留分離しやすいのかを示す指標を相対揮発度、もしくは比揮発度といいます。相対揮発度αABがわかれば気液平衡曲線が書けるため、蒸留において重要な指標と言えます。

化学工学 蒸留

蒸留の【てこの原理】を解説:簡易的に気液平衡を計算

2023/10/16  

Txy線図、Pxy線図のような線図上において、沸点曲線と露点曲線を平行に繋いだ線をタイラインといい、この線上で物質収支が成り立つ関係のことをてこの原理といいます。

化学工学 蒸留

【Txy線図】を解説:温度・液相組成・気相組成の関係図

2023/10/16  

ある2成分において、圧力を一定とした場合の液相組成x、気相組成y、温度Tの関係を表わすグラフのことをTxy線図といいます。

化学工学 蒸留

【Pxy線図】を解説:圧力・液相組成・気相組成の関係図

2023/10/16  

ある2成分において、温度を一定とした場合の液相組成x、気相組成y、圧力Pの関係を表わすグラフのことをPxy線図といいます。

プライベート

【結婚事情】理系男子はどこに出会いを求めるべきか?

2021/7/4  

近年は昔ほど結婚を重要視しない声も増えてきたように感じますが、未だに人生の一大イベントであることは間違いないでしょう。

化学工学 蒸留

【充填塔】のメリット・デメリットを解説:圧力損失が小さく真空蒸留向き

2023/10/16  

液の濡れ面積が大きくなるよう設計された充填物を塔内に詰めて、気液接触させる装置のことを充填塔といいます。

化学工学 蒸留

【xy線図】を特徴的な2成分系ごとに解説:液相・気相の関係図

2023/10/16  

ある2成分の気液平衡関係を表わすグラフのことをxy線図といいます。2成分のうち沸点が低い方をプロットするのが蒸留分野の慣習となっています。

化学工学 蒸留

代表的な【規則充填物】を解説:Sulzer・Koch・月島の充填物紹介

2023/10/15  

規則充填物とは、充填塔内に設置した充填物が規則的な構造を持っているもののことをいいます。トレイと比較して規則充填物は圧力損失が少ないため、特に真空蒸留系に好んで使用されるようになりました。

化学工学 蒸留

【不規則充填物】を第1世代~第4世代に分けて解説

2024/6/27  

充填塔内にランダムに充填するタイプの充填物を不規則充填物といいます。詳細な設計データは各文献やカタログ、計算ソフトに任せるとして、ここでは代表的な充填物を各世代ごとに簡単に紹介します。