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ルート
化学メーカーで働くプロセスエンジニアです。 社会人9年目、化学工学専攻。
2022/3/13
固液撹拌は様々な目的で実施されます。どの目的も化学メーカーではよくあるシチュエーションであり、実務で固液撹拌について検討する機会は多いでしょう。この記事では固液撹拌における粒子の分散状態や撹拌回転数の最適化についてまとめました。
2022/3/13
二重境膜説において、気相側の物質移動係数kG[mol/m2/s/Pa]と充填物の比表面積a[m2/m3]の積を気相側物質移動容量係数kGaといいます。このパラメータはガス吸収塔の仕様を決めるのに必要です。
2023/2/27
"完全浮遊"の定義は通常、Zwieteringの定義による「粒子が1個も槽底に1~2秒以上留まっていない状態」とされており、この状態となるときの撹拌回転数を浮遊限界撹拌速度、もしくは完全浮遊撹拌速度といいます。
2022/3/13
ある化学変化によって起こるエンタルピー変化量は、途中で様々な中間反応が起こったとしても最終的に同じ化学変化の状態に行き着くならばエンタルピー変化量は同じとなります。これをHess(ヘス)の法則といいます。
2022/3/13
反応速度がゼロと近似することを定常状態近似といいます。この近似を行なうことでいくつかの素反応で成り立つ式を簡略化することができます。この記事では臭化水素を例に定常状態近似の使用例を解説しています。
2022/11/5
可逆反応では正反応と逆反応のどちらにも進行する可能性があり、ギブス自由エネルギーが小さくなる方向へ反応が進行します。あるところでギブス自由エネルギーが最小となると、見かけ上反応が止まったように見えます。この状態のことを平衡状態といい、平衡状態における各成分の関係を表わす定数を平衡定数Kといいます。
2023/3/6
一般に温度が高くなると反応速度は速くなります。このような温度依存性を表わす式をアレニウスの式といいます。本記事ではアレニウスの式を線形プロットして頻度因子Aと活性化エネルギーEを算出するアレニウスプロットについて解説します。
2022/10/9
化学反応速度を求めるためには、その反応の次数を知ることが必要です。有名な反応ですでに反応次数が知られていればよいですが、そうでない場合は実験データから反応次数を決定する必要があります。この記事では反応次数の決定手法について解説しています。
2022/3/14
化学プラントでは化学反応を意図的に起こすことで製品を作ります。このとき、その化学反応がどのくらいの反応速度であるかを知ることは非常に重要です。この記事では反応速度の一般的な理論について解説しています。
2021/12/20
Wegstein法は非線形方程式を解く手法の1つです。Direct法(逐次代入法)をベースとして定数qで補正することで収束性を改善しています。
2021/12/20
Direct法は非線形方程式を解く手法の1つです。逐次代入法とも呼ばれており、初期値xから得られたyの値をそのまま次のステップのxの値に代入して計算する手法です。
2021/12/7
Secant法(割線法)は非線形方程式を解く手法の1つです。Newton-Raphson法に近い計算手法であるため、準ニュートン法(quasi-Newton method)とも呼ばれています。
2021/12/20
Aspen Plus等の化学工学計算シミュレータを使用するにあたって悩ましい問題の1つが収束計算です。この記事では化学工学計算シミュレータでよく使用される収束計算手法について解説しています。加えて、どのように設定すれば収束しやすいか、というコツも紹介しています。
2021/11/25
Gaussの消去法は連立一次方程式の解法の1つです。連立方程式を行列式として解く手法の中でも最も基本的なものです。ここでは化学反応式の係数決定問題を例に、PythonでGaussの消去法を計算してみます。
2022/10/10
Levenberg-Marquardt法は非線形最小二乗法の解法の1つです。最急降下法とGauss-Newton法の良いところを組み合わせることで収束性が向上しています。