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ルート
化学メーカーで働くプロセスエンジニアです。 社会人9年目、化学工学専攻。
2022/10/1
熱力学第一法則は仕事と熱を含めたエネルギー保存則を示していました。しかしエネルギー保存則を満たしていれば、どのような現象も自由に起こり得る、ということではありません。世の中の現象(あるいはエネルギー変化)が起こり得る方向性が決まっていることを表した法則を熱力学第二法則といいます。
2022/10/8
熱と仕事に着目したエネルギー保存則を熱力学の第一法則といいます。熱と仕事が互いに変換可能であり、熱も仕事もエネルギーの一形態だということを示した法則です。
2022/9/20
ボイル・シャルルの法則は理想気体の圧力P、体積V、温度Tに関する法則です。ボイルの法則とシャルルの法則を両方合わせると、気体の体積は圧力に反比例し、温度に比例することがわかります。
2022/10/15
理想気体の状態変化は熱機関のサイクル等を考える上で非常に重要です。熱機関は様々な状態変化を組み合わせてサイクルを作ることで仕事を取り出しています。本記事では基本的な4つの状態変化である、定容変化、定圧変化、等温変化、断熱変化について解説します。
2022/9/20
物質の温度を単位温度(1K)だけ上昇させるのに必要な熱量を熱容量[J/K]といいます。熱容量は物質の種類や温度に依存し、熱容量が大きいほど温度変化させるのに必要な熱量が多くなることを意味します。
2022/9/20
平衡状態にある系に外部から状態を変化させる操作を行なった場合に、系はその変化を相殺するように平衡を移動させます。このような原理をル・シャトリエの原理といいます。
2022/8/20
蒸留計算の手法自体は確立されているのですが、蒸留塔の能力計算となると途端に実測値と計算値が合わなくなることがよくあります。本記事では、化学メーカーの設計担当者が実務で既設プラントの蒸留計算をするときに気をつけていることを5つ紹介します。
2022/12/1
全圧と静圧を測定することで流体の流速を測定する装置をピトー管といいます。測定した全圧と静圧から動圧を算出することができます。この計算はベルヌーイの定理から導くことができ、動圧は流速の2乗に比例することが知られています。
2022/12/1
上図のようにゆるやかな縮小部と拡大部を持つ管をベンチュリー管と呼びます。ベンチュリー管は動圧と静圧の異なる箇所を作り出し、各々の箇所の静圧差を測定することで流速及び流量を測定できます。
2022/7/30
この記事ではエネルギー管理士(熱分野)の出題分野である、熱利用設備及びその管理について解説します。必須問題を4問、選択問題を2問解く形式となっています。選択問題は分野によって内容が全然違うので、早めに解く問題を決めて勉強するのがよいでしょう。
2022/7/24
この記事ではエネルギー管理士(熱分野)の出題分野である、熱利用設備(冷凍・空気調和設備)について解説します。冷凍サイクルの内容は多少課目Ⅱと被っていますが、空調関係の内容は新たに勉強する必要があります。
2022/7/24
この記事ではエネルギー管理士(熱分野)の出題分野である、熱利用設備(熱交換器・熱回収装置)について解説します。この分野は課目Ⅳの中で選択問題として出題されています。出題内容が比較的簡単なので、特に他の分野にこだわりがなければこの分野を選択することをオススメします。
2022/7/19
この記事ではエネルギー管理士(熱分野)の出題分野である、熱利用設備(ボイラ、蒸気輸送、貯蔵装置、蒸気原動機、内燃機関、ガスタービン)について解説します。実務で動力プラントに馴染みのある方は得点源となりますが、そうでない方には少し難しい分野だと思います。
2023/5/24
この記事ではエネルギー管理士(熱分野)の出題分野である、計測及び制御について解説します。計測の内容も制御の内容も、ある程度出題頻度が高い問題が決まっていますので、まずはその内容を重点的に勉強しましょう。
2022/7/11
この記事ではエネルギー管理士(熱分野)の出題分野である、燃料と燃焼について解説します。燃料と燃焼はエネルギー管理士(熱分野)の課目Ⅲで、暗記分野が2問、計算問題が1問出題されています。どちらかというと暗記分野の方が範囲が広く難しいため、暗記主体の課目です。