就職活動

【インターンシップ】チェックしたいポイント7つ:化学メーカー生産技術職を例に紹介

2020年9月15日

今回はインターンシップに関する話です。

導入

お世話になりました!
ありがとうございました!
インターン生
助手
いえいえ、これから研究や就活で大変だと思いますが頑張ってください!


・・・

今年も無事インターン受け入れ終わりましたね。
担当お疲れ様でした。
ルート
助手
すごくできる子が来て助かりました!

ただ、コロナの影響で歓迎会や交流会ができなかったのが申し訳ないです。
もともとインターンを受け入れるかどうかも怪しかったので、ある程度はしょうがないですね。

コロナ禍でのインターンは内容が縮小傾向にあるので、用意されたプログラムをこなすだけでは学生は欲しい情報が得られないかもしれません。
ルート
助手
学生時代にこれを聞いておけばよかったー、と思うことは多々ありますね。
今回はインターンシップで確認したいことについて紹介したいと思います。

私はM1のとき化学メーカーの生産技術に2週間インターンシップに行ったことがあります。

そして今は化学メーカー生産技術職に就きインターンシップを受け入れる立場も経験しています。

学生目線、社員目線の両方からアドバイスできるかと思います。
ルート

インターンシップにご興味のある方はぜひこちらから↓

インターンシップは1~2週間の中期間型が良い

まず、一口にインターンシップといっても様々な内容があるかと思います。
1日で会社紹介程度で終わるものから、1ヵ月がっつりやるものまで幅広いです。

個人的にお勧めしたいのは1~2週間の中期間型のものです。

一日で終わるようなインターンでは会社の雰囲気を感じることが難しく、逆に一か月以上あるものは学業が疎かになりがちです。

1~2週間あれば最低限のレベルではありますが、社員と同じようなリズムで出勤して働く(テーマに取り組む)ことになるかと思いますので、社会人として働くイメージが掴めます。

学業とのバランスを考えるとこのくらいの期間が理想かな、と思います。

チェックしたいポイント

冒頭でも述べましたが、コロナの影響で例年ならやっていたプログラムが削減される傾向にあります。
特に飲み会関連は厳しく、社員とざっくばらんに話せる機会が減っています。

せっかくインターンに参加しているのに、ただただ受け身で指示通りに課題をこなすだけではもったいないです。

あらかじめ自分が知りたい内容をまとめておいた方がよいでしょう。

業務内容

自分が就活生のときは年収と残業時間ばかり気にしていました。(勤務地にはあまりこだわりはなかったです。)

しかし社会人になって感じるのは業務内容が最も重要だということです。
働いた経験のない学生はどうしても軽視しがちです。

自分の興味がある仕事、やりがいを感じられる仕事に就けたなら、多少給与が低くても残業が多くても我慢できます。
一方でつまらない仕事、やりがいを感じられない仕事をさせられると、残業するのが苦痛ですし、多少高い給与をもらっていても辞めたくなるものです。

会社員として働くにせよ、独立してフリーランスになるにせよ、数十年の間何かしらの仕事をしてお金を稼ぐ必要があるわけなので、仕事の内容はそのまま人生の質に直結します。

にもかかわらず学生の間に社会人のやっている業務内容を知れる機会はほとんどありません。
インターンシップというのは社会人と机を並べて働ける貴重な機会なのです。

なので、まずは業務内容について納得のいく限り細かく聞くべきです。

もちろんインターン課題を通して業務内容を知ってもらえるように企業側もプログラムを組んでいるとは思いますが、企業や担当者によって濃淡はあります。

そのため、あらかじめ聞きたい内容はリストアップしておいた方が良いでしょう。


例えば化学メーカーの生産技術職の業務内容について聞くとすれば、

・1つのプラントを担当しているのか、複数のプラントを担当しているのか。
⇒事業所下の製造寄りの職の場合は1つのプラントを突き詰めることが多いです。逆に本社直属の場合は事業所によらず様々なプラントを担当することになります。

・社外の人とやり取りすることが多いか。どんな会社の人と関わりを持つのか。
⇒弊社の生産技術職は社内の現場スタッフとやり取りすることが多いので、社外の人と直接やり取りする頻度はあまり多くないです。しかし全くないわけではなく、設計した機器を発注するベンダーやAspenやANSYS等のシミュレーションソフト会社と連絡を取ることはあります。また、顧客との関わりが多い場合は営業寄りの職であることがわかります。

・どんな装置を設計するのか。
⇒プラントにある機器は多種多様で、全ての装置を生産技術が設計するわけではありません。
どこからどこまでの装置を設計するかは各社で異なってくると思います。

反応器、熱交換器、蒸留塔等のメインの機器はどの会社でも生産技術が設計すると思いますが、ポンプや配管、計装は他部署が設計する、あるいはベンダーに依頼することもあるかと思います。

・デスクワークが多いか、実験したり現場に出ることが多いか。
⇒同じ生産技術の部署の中でも仕事内容が異なることはよくあります。
機器の設計業務は生産技術職のメインの仕事ではありますが、それ以外にも様々な仕事があります。
プラントで採取されたサンプルを分析する人や、ラボ実験で基礎データを取る人もいます。

最近ではプラントのデータ解析(機械学習)を生産技術でやる会社もあります。

残業時間

ライフワークバランスを重要視する人が増えているので気になるところでしょう。

かといってストレートには社員に聞きづらい。

そんな場合には「最近は何時ごろに帰ってるんですか?」とか「今日は何時ごろまで残られるんですか?」
というように遠回しに聞き出しましょう。

例えば定時が17時で、毎日19時に帰っている場合は1日2時間の残業で、1ヵ月で約40時間になります。
1ヵ月40時間が多いとみるか少ないとみるかは本当に人それぞれです。

私は30~40時間くらいがちょうどいい残業時間だと感じます。

これより多いとしんどくなり、少ないと給与が心細く感じます。
ルート

会社・職場の雰囲気

学生がまず最初にコンタクトを取るのは人事担当者であるため、その担当者の雰囲気が会社の雰囲気だと勘違いしがちです。

人事担当者はたいていどの会社の方でもコミュニケーションが上手なので、雰囲気を知る上ではあまり参考になりません。

なので会社の雰囲気を知りたければ自分が働きたい部署の人と話しましょう。インターンはその機会がたくさんあります。
就活セミナーでも人事担当者よりはリクルート支援に来た技術者の雰囲気を見た方が良いですね。

社員のキャリア

社員の自己紹介では入社年数は言ってくれると思いますが、経歴やキャリアについて細かく教えてくれる人は少ないと思います。

特に若手の社員が入社からずっと同じ部署なのか、数年でバンバン異動しているのかは各社でまったく違うと思います。

異動するのもしないのも、それぞれメリット・デメリットがありますのでどちらが自分に合うかよく考えましょう。

うちの会社では毎年の面談で異動したいと訴える人は、ちゃんと異動できているイメージです。

いわゆる"配属ガチャ"でうまくいかなかった人も上司に訴えればチャンスがあるかもしれません。
ルート

寮・社宅

化学メーカーは寮や社宅を保有している会社が多く、インターン生も期間中は社員と同じ厚生施設に泊まることが多いと思います。

その会社の住環境を知れるチャンスですので、色々と確認しましょう。

・部屋の広さ
・トイレ、風呂は共同か別か
・食堂はあるか、土日はやっているか
・ゴミの分別
・エレベーターはあるか
・会社までの通勤時間、距離
・駐車場、駐輪場の広さ

個人的には通勤時間、距離を重視したいですね!

徒歩でも行ける距離なら本当に助かります。
自転車必須の距離は雨の日がけっこうキツイです。
車必須の距離は新卒で車を買うまでがキツイのと、渋滞があります。
ルート

会社周りの環境

実際に住むとなれば会社周りの環境は非常に重要です。

・寮、社宅、会社から最寄り駅の距離
・スーパー、コンビニ
・飲食店

今どきgoogle mapでいくらでも調べられますが、実際に行ってみないと雰囲気はわかりません。
自分が将来暮らすことになるかもしれないと思って見てみましょう。

年収・給与

気になる学生の方が多い一方で、非常に聞きづらいと思います。

ポイントとしては聞く人を選んだ方がよいです。
傾向として年配の方はお金を稼ぐことに対して良いイメージを持っている人が少ないため、この手の質問は控えた方がよいです。

逆に30代前後の若手は結婚や出産、車や家の購入等、金銭的にちょうど苦労している世代であるため、給与が気になる学生の心情に理解を示す人が多いと思います。

聞くなら若手に聞いてみましょう!

インターン課題を進めるにあたって

基本的には学生でも取り組めるように配慮してあると思いますが、自分の専攻とテーマ内容がずれていてさっぱりわからない、ということもあるかもしれません。

そんなときの解決法は一つしかありません。
担当者に聞きましょう。

ですが担当者が忙しくしていて話しかけづらいかもしれません。
それでも聞きましょう。

このような状況はインターンだけでなく社会人になってからもずっと起こります。
世の中には様々な専門知識があり、自分がそのすべてを知ることなどできないのですから、わからないことを人に聞くことは恥ではありません。

学生の間に知らないことを素直に聞く習慣を身につけられた人は会社でもどんどん伸びると思います。

まとめ

インターンシップは自分が興味ある職種や社会人としての働き方を知ることのできる大きな機会です。
十分に準備して臨みましょう。

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